僕が鳥取のカニ工場の香りが漂う港町から上京して、東京シティのチーマー達が闊歩する池袋の片隅に佇む予備校で青春時代を謳歌していた頃・・・
予備校生活のBGM(バックグランドミュージック)として『サイモン&ガーファンクル』や『セックス・ピストルズ』、『高田渡(たかだわたる)』、『憂歌団』などの往年の名曲と共に、当時を彩るBGMとして、僕らアラフォー世代の心に刻み込んでいるのが『My Little Lover(マイリトルラバー)』です。
昔の動画を観ていると、深夜のカラオケ店で泥酔しながら熱唱していた当時を思い出すようです・・・
と言うのは、アラフォー世代の青春時代の懐かしのメロディーのことではありません。
NEMO(ニーモ)のツーポールシェルター『ヘキサライト6P』や、その他テント(シェルター)でも快適に過ごすのに大活躍の注目アイテム『アジャスタブルタープポールエクステンション』の事!!
二股ポールの先端に配置されたラバーはしっかり、天頂部を捉え、かなり良い感じ!!
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目次
【レビュー】NEMO(ニーモ)のポール二股化アイテム『アジャスタブルタープポールエクステンション』
NEMO(ニーモ)『アジャスタブルタープポールエクステンション』は『ヘキサライト6P』のポール二股化する為のアイテム!!
上記写真に於いては、赤丸で囲まれたパーツの事!!
小さな収納袋に収納されたアイテムになります。
ワンポールテント、ツーポールテントユーザーなら一度は試みるワンポールの二股化。
我が家もニーモの『ヘキサライト6P』の二股化を自作で試みたことも・・・
矢崎化工のイレクターパイプなどを駆使して二股化して、吊り下げ式インナーを設置して使ってみましたが、めっちゃ手間が掛った割に、使い心地はイマイチ?でした。
そんなワンポールの二股化が気軽に出来るのが『アジャスタブルタープポールエクステンション』です。
自由自在・変幻自在のラバー素材の二股部分が安定感抜群!!
『アジャスタブルタープポールエクステンション』と名前を聞くと、横文字を使われると、なんかとなく凄く感じてしまう日本人の特性を利用しているのか?!と思っちゃいますが、シンプルに二股のポールをラバー素材のパーツで繋いだシンプルなアイテム!!
二股部分がラバー素材なので、ポールの開き具合は変幻自在!!
角度調整が自由に出来るので、ニーモ『ヘキサライト6P』以外の二股化にも使えることがあるかも?!(※自己責任で)
ゼインアーツの『ギギ-1』の二股化にも使える?!など使用例も有るので、自己責任でいろんな使い方があるかも・・・
ニーモの純正アイテムとして二股アイテムが発売されたのは、『ヘキサライト6P』ユーザーにとって嬉しい出来事ですし、他のワンポール・ツールームテント使用ユーザーにも嬉しいアイテムかも?!しれません。
ラバー素材はグリップ力抜群!!
シェルターと接する部分がラバー素材なので、グリップ力が高く、安定感が増した印象!!(逆V字になった部分が、天頂部と接点も広くなるから?)
【アジャスタブルタープポールエクステンション】でヘキサライト6Pを設営してみた!!
ニーモのシェルター『ヘキサライト6P』を『アジャスタブルタープポールエクステンション』を使って二股化して設営してみました。
二股部分とポールを接続する部分はこんな感じ!!
『アジャスタブル』=調整出来る様
という名前の通り、ポールの両側には、金属のポッチ(?)が付いていて、『アジャスタブルタープポールエクステンション』側と、地面と接地部分を伸び縮みさせる事が出来ます。
ポッチを押し込んで、両端を一番奥の穴に設置し、一番短くしてから、通常の『ヘキサライト6P』を設営するように設営します。
- フライシートの隅をペグダウン
- 2つの天頂部にワンポールの要領でポールを立ち上げる
ポールを立ち上げた所がこんな感じ!!
その後に、片側ずつポールを広げていきます。
天井部分側のポールも最長(最後の穴)まで引き伸ばし、
地面側も最長(最後の穴)までポールを引き伸ばしました。
今回設営した場所の地面が斜めだったり、地面が柔らかく、若干ポールが沈み込んだのも考慮しても、二股ポールは最大の長さに調整してちょうど良さそうな長さです。
付属の『ポールエンド固定用ポケット』はポールを包み込む形状をしていて、地面に接地しているポールエンドに上手に引っ掛けます。
二股のポールの中心に向かう方向にテンションが掛かる様に引っ張ってペグで固定!!
二股ポールの外側へテンションが掛かり、ポールが広がるのを防いでくれて、安定感が抜群に上がります。
ポール部分とフライシートの距離は20cm位ある感じ。
ポールは最長まで伸ばしてるので、『ポールエンド固定用ポケット』で内側に引き込む事で、天頂部へのテンションを強めるイメージ!!(なんか伝わりずらい表現だけど・・・)
『ポールエンド固定用ポケット』を固定してるペグに関しては、シェルターのかなり端っこになるので、脚を引っ掛けたりする心配はなさそうです。
設営自体は、至って簡単!!
『二股に広げる』+『ポールエンドを固定する』
の工程は増えるが、決して難しく無く、二股化した部分はポールが邪魔しないので、かなり広々!!
使い勝手は格段に高まり、シェルター内部にカンガルースタイルで、インナーテントを設置する場合などにもかなり良い感じだと思います。
【アジャスタブルタープポールエクステンション】で二股化のメリット!!
わざわざワンポールを二股化するんだから、良くなって当然と言えば、当然ですが・・・
居住性が格段に上がる
ポールがシェルター内の真ん中に無いだけで、かなり開放感がUP!!
カンガルースタイル(※シェルター内にインナー用の小さなテントを設置するスタイル)のキャンプするのにも便利です。
【アジャスタブルタープポールエクステンション】で二股化のデメリット!!
デメリット!と言うと語弊があるかもしれませんが、二股化することもデメリットになることもあります。
総重量が増える
単純にパーツ数が増えるので、総重量が増えます。
軽量化を求めるなら二股化は必要無いかもしれません。
【要注意!!お金が掛かる!!】パーツは『二股部分の本体』と『ポールエンド固定用ポケット』のみ!!
『アジャスタブルタープポールエクステンション』は【二股部分の本体】と
【ポールエンド固定用ポケット】×2のみだと言うことは要注意!!
二股化するのには、『アジャスタブルタープポールエクステンション』ひとつに付き、『アジャスタブルタープポール』×2個が必要となってきます。
我が家はニーモの『ヘキサライト6P キャニオングレー』と、『ヘキサライト SE 6P マルチカムアリッド』を持っているので、両方のワンポールを二股化する場合に別途『アジャスタブルタープポール』を購入する必要はありませんでした。
でもヘキサライト6Pをひとつしか持ってなければ
- 片側二股化=『アジャスタブルタープポールエクステンション』×1+『アジャスタブルタープポールL』×1
- 両側二股化=『アジャスタブルタープポールエクステンション』×2+『アジャスタブルタープポールL』×2
を購入することに!!価格で表すと
- 片側二股化=5,300円×1+6,100円×1=11.400円(※税抜)
- 両側二股化=5,300円×2+6,100円×2=22.800円(※税抜)
掛かるので、便利さは理解出来ても、気軽に購入出来なくなっちゃうかも・・・
【ポールエンド固定用ポケット】を地面にペグダウンする為の、ペグも別売りなので、初心者キャンパーなどは、細々と購入アイテムが増えちゃうかも?!
まとめ 〜居住性は格段に上がる二股化アイテム『アジャスタブルタープポールエクステンション』は使い勝手バツグン!!〜
我が家の可愛い三男に
『広ぉ〜いぃ〜!!』
というのを手を広げて表現してみて、と依頼しましたが、
『写真撮るなら、お菓子買って!!』
とパパに不当な要求を突きつけて来ました。
あんなに無邪気で可愛かった三男が、小学校の3年生にもなると、邪気にまみれて段々とゲスになって来たことに切なさを覚えます。
『アジャスタブルタープポールエクステンション』は【ヘキサライト6P】を二股化する為のアイテムで、【ヘキサライト6P】ユーザーにとっては待望かつ熱望したアイテムは、快適空間を作り出してくれます。
ラバーで固定されたポール部分が、一定方向を向いていなくて、チグハグな所など気になる部分があったりして作りが雑さを感じる部分などもあります。
・・・が、二股ポールを自作するよりも断然使いやすいし、嵩張らない!!ツーポールシェルターを広々使うのにきっと役立つアイテムだと思います。
ヘキサライト6P以外のテントでもサイズによっては使い回せると思います。(※ゼインアーツのギギ1に使ってる人も)
ワンポールを二股化するアイテム『アジャスタブルタープポールエクステンション』は、我が家のキャンプを格段に快適にしてくれそうです!!