ハードでストイックなブッシュクラフトなキャンプも楽しいですが、快適にキャンプを過ごしたいと思うキャンパーも多いはず・・・
夏なら扇風機やクーラー、冬なら電気ストーブやホットカーペットなどが使えるとキャンプの快適度はグッと上がります。
最近のキャンプ場は電源が備え付けられた『電源サイト』も多く、電化製品を使うことで快適に過ごせる場面も多くなっています。
しかし、電源サイトは予約の必要があったり、昨今のキャンプブームで土日の予約が中々取れないことも・・・
そんなときに大活躍してくれるアイテムがポータブル電源!!
キャンプで電源サイトを確保しなくても電化製品を使うことが出来るので、快適なキャンプを過ごすことが出来ます。(※ポータブル電源のスペックによりますが・・・)
今回は、最近キャンパー界隈でも話題に上がるJackery社のポータブル電源『Jackery ポータブル電源 400』をレビューします。
スポンサーリンク
目次
コンパクトで大容量の『Jackery ポータブル電源 400』!!
Jackery社のポータブル電源『Jackery ポータブル電源 400』は消費電力の高い電化製品(※ヘアドライヤー 、家庭用炊飯器、電子レンジなど)には使えませんが、サーキュレーターや電気毛布を始め、スマホやパソコンの充電(200W以下)にも使えて、アウトドアや災害時の非常用電源としても大活躍!!
コンパクトなサイズ感と大きな容量を兼ね備えたポータブル電源です。
Jackeryとは?
Jackery社は、アメリカのAmazonでは、ポータブル電源がベストセラーとなっているブランド!!
Jackery Incは2012年にAppleの元バッテリエンジニアにより米国シリコンバレーで設立されました。最先端の研究開発および製造の専門知識を積み重ね、2015年に世界初のリチウムポータブル電源を開発しました。
日本では2019年3月より事業展開していて、JVCケンウッドとの共同開発した激渋カラーのポータブル電源(BN-RBシリーズ)なども手掛けています。
『Jackery ポータブル電源 400』スペック
サイズ | 230×13.32×167.3mm |
重量 | 3.6kg |
容量 | 409.5Wh(27.9Ah、14.68V) |
DC入力 | 20V 3.5A(12-30V対応) |
シガーソケット | 12V 10A |
AC出力 | 100V-2A,60Hz,200W(瞬間最大400W) |
USB出力 | 2×5V 2.4A |
バッテリー | リチウムイオン |
使用回数 | 500回以上 |
対応温度 | 保管温度:-10-45℃ 動作温度:-10-40℃ 充電温度:0-40℃ |
認定資格 | FCC、RoHS、PSE、UN38.3 |
安全保護 | 温度制御、サージ保護、短絡保護 |
保証期間 | 24ヶ月 |
テクニカルサポート | 期限なし |
【レビュー】『Jackery ポータブル電源 400』を使ってみた!!
最近、長男の高校受験も目前で、一向にキャンプに行けそうもない我が家は、小学2年生の三男と2人で畑にテントを張って休日を過ごしています。
早速、『Jackery ポータブル電源 400』を開封していきます。
箱を開けると、しっかりとしたスポンジで梱包された本体が登場!!
外箱からイメージしたより、かなり小さい本体サイズになっています。
中には、本体以外に電源コードが収まったポーチや、説明書、保証書、その他パンフレット的なものが入っています。
電源ポーチの中には、
- ACアダプター
- 車載用 充電シガーソケット
が入っています。
家庭用のコンセントから本体充電するときには『ACアダプター』を使って充電出来、車から充電する場合には『車載用 充電シガーソケット』を使って本体を充電することが出来ます。
ディテール
本体正面には、
- 本体充電の為の『DC入力』
- スマホなどを充電することが出来る『USB出力』が2口
- 電気毛布などを使う際に二股の電源コードを差し込める『AC出力』
- 出力用の『シガーソケット』
が配置され、正面上部中央には『液晶画面』、その左横に液晶ディスプレイ用のボタンが配置
出力ポートにはそれぞれ『出力ボタン』が配置されています。(ボタンを押すことで出力が始まります)
背面はこんな感じで、凹凸が施されています。(実用かどうか分かんないけど・・・)
側面にはスリットが入っていて、本体内部温度が高くなるとファンで排熱する仕組みになっています。
スマホとパソコンを同時に充電した際に、ファンが回っていましたが、大きな音がするわけではなく、余程のことがなければ気にならないと思います。
底面には、商品のスペックなどが記載されたシールと四隅にラバー製の突起した足が配置されています。
ラバー製の足はつるつるした素材のテーブルなどの上でも滑りにくく、グリップ力抜群!!
本体を充電
液晶画面が見えづらいですが、到着時の電源の残容量は36%になっていました。
家庭用コンセントから充電
家のコンセントから本体を充電してみました。
時間 | 容量 | W数 |
0 | 36% | 64Wくらい |
1時間後 | 52% | |
2時間後 | 65% | |
3時間後 | 79% | |
4時間後 | 92% | |
5時間後 | 99% | 8W〜5W |
5時間24分後 | 100% |
36%の残容量から充電を始めて、100%まで5時間24分ほどの時間がかかりました。
0%からの充電ではないので、充電にトータルどの位の時間が掛かるかは計測出来ていませんが、容量36%⇒90%程度まで、13〜15%/hで充電されているので、8時間くらいでフル充電できるのではないでしょうか?
キャンプ前日の夜に充電すれば、フル充電出来る感じだと思います。
また90%を超えた辺りから入力W数が落ちだして充電速度が遅くなります。(※99%の時点から100%まで24分も掛かったのは、ディオ様に時を止められたのではないかと思うほど長く感じました。)
スマホ、ノートパソコンに充電
本体がフル充電されたので、『Jackery ポータブル電源 400』からスマホ、ノートパソコンに充電してみました。
USBポートからスマホを充電
世間では、Iphone11が発売されていますが、僕は未だにIphone6Sを愛用中。
使い古されて若干バッテリーが弱っているIphone6Sを充電してみました。
電池の残量20%⇒フル充電ましたが、『Jackery ポータブル電源 400』の容量は1%程度減っただけ(出力W:4〜5Wくらい※時間は図ってない)
スマホの種類や状態にもよると思いますが、説明書に書いてある【約42回のスマホ充電が可能】というのが妥当な回数だと思います。
AC出力よりノートパソコンを充電
AC出力より僕のノートパソコン『Macbook PRO 15インチ』を充電してみました。
スマホに比べて明らかに容量の減りは速い(出力70〜90W)
時間や容量の減りはしっかり計測出来ていないのですが、【ノートパソコンの充電も約5.5回】出来るそうなので、キャンプや車中泊でもかなり使えそう!!
『Jackery ポータブル電源 400』おすすめポイント、気になるポイントは?!
『Jackery ポータブル電源 400』を使ってみて(まだちょっとだけだけど・・・)感じた【おすすめポイント】と【気になるポイント】は
おすすめポイント
使ってみた感じで『Jackery ポータブル電源 400』のおすすめポイントは
- コンパクトなサイズ感と軽量さ!!
- PSE認証を取得している点は安心して製品を使うことが出来るところ(リチウム電池が爆発とかすると怖いもの・・・)
- 折り畳みの取っ手になってることで、本体上部もフラットになり、スタッキングも出来、キャンプの車載の際などに邪魔にならない
- 本体のざらついた質感も滑りにくそうで良い!!取っ手の下部(指が掛かる部分)、本体下部の突起した足にはラバーが付いていて滑らない
- 車で充電出来るから連泊のキャンプでも使える
など・・・
コンパクトなサイズ感と、3.6kgと軽量な『Jackery ポータブル電源 400』は、我が家の小学2年生の三男が持っても余裕で持ち運べる!!
あまり重いと扱いづらいけど、軽量なので扱いやすいです。
また、車のシガーソケットからも充電出来るので、キャンプで連泊する場合などにも便利そう!!
車からの入力は43〜45W程度で充電出来ていましたが、10時間程度でフル充電されるようです。(※実測ではありません。)
コンパクトな『Jackery ポータブル電源 400』は、運転席と助手席の間のスペースにも余裕で収まるサイズ感!!
車での充電時にも邪魔にならないのも良いと思います。
気になるポイント
『Jackery ポータブル電源 400』のちょっと気になるポイントは
- 充電中にアダプターが熱くなる
- 黒×オレンジ以外のカラーリングがあれば良いのに
- 冬のファミキャンなどでのメインの電源としては、出力が小さい!!
- 本体充電にて90%以降の充電が凄く時間が掛かる!!
など・・・
『充電中にアダプターが熱くなる』というのはいろんなレビューで見ましたが、実際熱くなります。
『Jackery ポータブル電源 400』に限ったことではないと思うので、それ程気になりませんが、アダプターの詳細表記がある側(充電ランプの反対側)が熱くなるので、熱が籠もらないように充電器を横向きに立てることでかなり解消しました。
カラーリングはJVCケンウッドとの共同開発した激渋カラーのポータブル電源(BN-RBシリーズ)みたいな、【タン(ベージュ)×ブラック】のようなカラー展開がされたら良いかも・・・なんて思ったり
あと、ファミキャンで寒い時期のメイン電源として『ホットカーペット』などを使いたい場合などには出力200Wは小さい!!
ファミキャンで使うなら出力500Wの『Jackery ポータブル電源 700』の方が良いと思います。(※サイズ・重量・値段は高くなっちゃうけど・・・)
Jackeryセールが凄い!!
Cyber Monday(サイバーマンデー)
Jackeryアイテムのセールが凄い!!
Amason年末最大セール『Cyber Monday(サイバーマンデー)』にて最大20,000円OFFのセールを行われてる!!
- サイバーマンデー期間:2019年12月6日(金)9:00~9日(月)23:59まで
既にセールは始まっていますが【最安値に挑戦!!】の言葉通りのお得に購入出来る機会です。
Jackery Japan スーパーSALE
またJackery Japanの公式サイトでも年に一度のスーパーSALEが行われています。
- スーパーSALE期間:2019年12月4日(水)20:00~11日(水)01:59まで
サイバーマンデーより長期間行われる公式サイトの【スーパーSALE】もお得に購入出来るチャンス!!
まとめ 〜ソロキャン・災害用電源としても『Jackery ポータブル電源 400』が大活躍!!〜
コンパクトなサイズ感(23×13.32×16.73)で、3.6kgと扱いやすいポータブル電源『Jackery ポータブル電源 400』は使い勝手バツグン!!
ファミキャンで冬のテント泊の暖房用などには、容量も出力も若干小さく感じますが、ソロ〜デュオキャンに良いと思います。
持ち手も畳めてスタッキング出来、車載でも邪魔にならない!!
シガーソケットからの充電も出来るので、連泊のキャンプにも活躍してくれそう!!
今年(2019年)は、台風被害などで、インフラ設備が破壊される状況が日本各地で起きてしまいました。
そんな、万が一の災害時のポータブル電源としても『Jackery ポータブル電源 400』は活躍してくれると思います。
容量に対する価格もリーズナブル!!しかも2年間の保証も付いてるので安心して使えるポータブル電源だと思いますよ!!