今年の夏は猛暑を通り越して『酷暑』といえるほど暑かった!!
我が家の夏休みは連日天候に恵まれ、海水浴を楽しみました。
東京⇒鳥取への帰省のついでに滋賀県彦根で格安ホテルに1泊し
関西のおしゃれアウトドアショップ『Orange(オレンジ)』を視察!!
その足で、本州と四国を結ぶ『淡路島』でキャンプを楽しみました。
淡路島の『休暇村南淡路 シーサイドキャンプ場』で一晩過ごし、四国へ上陸。
香川県の瀬戸内に浮ぶ『女木島』へキャンプへ行くことに・・・
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目次
瀬戸内に浮ぶ女木島(めぎじま)は夏キャンにおすすめ!!
瀬戸内に浮ぶ女木島に我が家が訪れたのは今回で二度目。
前回、キャンプした際は、2013年のトレインナーレが行われてた時で、かなり充実した楽しいキャンプでした。(あの頃は子供小さくてキャンプも良くいけたなぁ~・・・)
アクセスはフェリーで!!
瀬戸内に浮ぶ『女木島』にはフェリーに乗っていく必要があります。
香川県の高松港からのフェリーでの移動!!
我が家は車でそのまま、女木島に渡るので、キャンプでの食材などは女木島に渡る前に、市街地で購入。
当初、女木島キャンプは2泊を予定していたので、BBQ用の炭や肉、ビールなどは大量に買っておきました。
女木島に渡る前に必要な物は揃える方が良い!!
女木島に渡る前には、ラーメンで腹ごしらえ
フェリー乗り場から歩いていける場所にあった徳島ラーメン『麺王』へ
東京ではあまり見かけることがない『徳島ラーメン』
香川県なのに?徳島ラーメン?!という若干の疑問は残るものの、美味しく頂きました。
とんこつ醤油味のラーメンはスープの色が濃く、味が濃い!!
無料で生卵を追加できるのも納得!(入れるとまろやかに)
高松港のフェリー乗り場からは『女木島』だけでなく、『小豆島』や岡山県の『宇野』に向かうフェリーなども発着しています。
高松港から『女木島』、『男木島』へ向かうフェリーは小さな連絡船
高松⇒女木島片道料金
- 大人(中学生):\370×2人
- 小学生:\190×2人
- 自動車(~3m以下)+運転手1人:\2,000
片道合計:\3,120
※注意点は自動車を運搬する際は、車検書を窓口に持っていくのを忘れずに
上記は我が家5人家族、パパ・ママ・中学生・小学生×2人の片道の合計料金
自転車・バイクなどの料金も細かくあるので気になる方は⇒女木島フェリー料金
フェリーに乗るだけで、『旅行に来た』感が上がります。(子供も大人もちょっと興奮!)
女木島は高松港から4kmほどの距離で、港からでも見えるような距離!
フェリーで20分であっという間に到着!!
香川県女木島は『鬼ヶ島』?!
女木島の山の上には巨大な洞窟『鬼ヶ島大洞窟』があり、昔鬼が住んでいたと言われていたとのこと
紀元前100年頃に手で掘られたといわれる長さ400m、面積4000㎡の大規模な洞窟です。
香川の桃太郎のモデルは、吉備の国の「稚武彦命(わかたけひこのみこと)」。讃岐の国の住民が鬼(海賊)の出没で苦しんでいるのを知り、備前の犬島(岡山県)、陶の猿王(香川・綾南町)、雉ヶ谷(香川・鬼無町)に住む勇士を連れ鬼退治をしたと伝えられています。そして、鬼が住んでいたとされるのがここ女木島です。
洞窟内はひんやりとしてたくさんの鬼たちが出迎えてくれます。大洞窟のガイドもおりますので面白く、そして詳しく洞窟の説明を聞きながら周ることもできます。
ちなみに犬のみ同伴OKです。
by:鬼の館 女木島
我が家が洞窟の見学に行ったときには、他の見学者もいなく、おじさんが丁寧にガイドしてくれました。
大きな洞窟の中には、宝庫や幽閉部屋などもあったりでちょっと不気味な雰囲気!!
所々に瀬戸内国際芸術際の作品の鬼瓦が無数に展示されてたり
女木島・鬼ヶ島大洞窟
- 開館時間:8:30-17:00
- 入洞料金:500円
鬼ヶ島大洞窟へ向かう山道は凄く狭く対向車があると大変!!
フェリーが発着する『鬼の館』からバスも運行していてるので、バスで行くのが安心かも・・・
瀬戸内芸術際でアートも楽しめる!
by:うどん県旅ネット
鬼ヶ島大洞窟の『オニノコ 瓦プロジェクト』の鬼瓦の作品や、その他にも女木島のいろんな所にアート作品が展示されています。
前回、我が家が女木島に渡ったのは瀬戸内国際芸術際で、『トリエンナーレ(3年毎に行われる美術際)』があったとき、
大学時代のラグビー部の先輩の作品が展示されているのを観に行ったのがきっかけ
瀬戸内の大小様々な島で瀬戸内国際芸術際のアート作品を見てまわるのも面白そうです。
女木島【鬼ヶ島松原キャンプ場】をレビュー!!
鬼ヶ島松原キャンプ場は、フェリー乗り場から歩いても5分?くらいの場所!!
見た感じはキャンプ場というか、防砂林の松林の空いたスペースにテントを張るような感じ
地面は砂地で、石などは少なく凸凹などは気にならない。
その代わり『松ぼっくり』が大量に落ちているので、設営場所は『松ぼっくり』を綺麗に取り除くほうが良いと思います。
注意POINT!砂地では鋳造ペグやピンペグがNG!!(すぐに抜けてしまうので使えない)
VペグやT字ペグなど、断面が○じゃないペグがおすすめ!
料金は
キャンプ場の管理は島の老人会の方々がされているようで、我が家が泊まった夏の時期には、パラソルを張った机におばあちゃんが居られました。
鬼ヶ島松原キャンプ場料金1人:300円
我が家は5人家族ですが、小学校1年生の三男は、『君は小さいからいいや』と言われ、300円×4人の1,200に?!
繁忙期には老人会の方が、料金をとってるようですが、閑散期はきっと無人・・・料金が発生するかもビミョーです。
トイレ・水場は
シャワー室も設置されていて、海水浴客の人も頻繁に利用していました。
入り口に箱が取り付けられていて、100円を入れて使うシステムになってました。
シャワー室の後ろに水場があり、洗い物などが出来ます。
水場の蛇口は外されていて、キャンプ料金をおばあちゃんに払った際に、蛇口も貸してもらえました。(申告しないと貰えなかったかも・・・)
ワイルドなキャンプ場ですが、トイレもきちんとあります。
『便所』と書かれた看板の先には神社の鳥居
その先を少し進めば
トイレです。もちろん男女共用!!
男性用の小便器が2つと
和式トイレと様式トイレがそれぞれひとつずつ
古びて朽ちた感じもなく、クモの巣が張って薄暗く汚い感じでもなく、手入れが行き届いた感じでかなり綺麗なトイレ
老人会の人たちがキチンと掃除してくれてるようで、使わせていただいた我が家は感謝です。
とは言え、虫は多少出てくるし、男女共用なので嫌なひとにはダメな方もいるかも?!
海水浴場は目の前!!
設営が終わればすぐにみんなで水着に着替えて海水浴!!
『鬼ヶ島松原キャンプ場』のおすすめポイントは、目の前で海水浴が出来ること!!
ほんと目の前だから泳いで疲れたらすぐにテントで休めちゃう!!
パパ・ママは設営終わったらすぐに買っておいたビールで乾杯!!
海遊びしてすぐにビールを飲みにテントに戻れるので最高!!
学生達が夏休みの時期なので、若い子達も海水浴にたくさん来ていました。
民宿やお店も出ていて生ビールや、焼きそばなどの食べ物も食べることが出来ます。
キャンプなどをしないのであれば、食べ物や飲み物はお店で十分かも?
女木島は猫島?!
キャンプ場は松林の中なので、火起しは簡単!!
新聞などの紙切れを火種に、松ぼっくりや松葉を入れればあっという間に火が着きます。
炭を投入してBBQを始めると・・・
近寄ってくる猫達!!
時間が経つにつれ、頭数が増えていきます。
夜中には、かなりの数のネコが近づいてきてました。
そして女木島のネコ達は食料を求めて近づいてきますが、基本的には人に懐いていないようで、
触ろうとすると『シャッー!!』となります。
夜近づいてきた仔猫を触ろうとしたら、ネコパンチで、爪立てられました。
基本的には襲ってくるわけでもなく、とても可愛いらしいですが、触ったりすることは出来なさそう
キャンプ場には『野良猫にエサを与えないように』との張り紙が多数!!
管理人をしていたおばあちゃんが凄い剣幕で、ネコを追っ払っている姿を何度も目撃しました。
- 女木島の野良ネコは基本人に馴れてない!!
- ネコ嫌いの人はキャンプ無理かも
この日、キャンプ場に泊まってたのは我が家だけ、
猫達の格好の餌食にされたのかも知れません。
我が家はニーモヘキサライト6Pに無理やりテンマク サーカスTCのフルインナーを設置したスタイル!!
寝るときは食べ物はクーラーに入れて、フライの中に仕舞って出入口を閉じていましたが、隙間からネコが侵入してきてゴソゴソ!!
何かを食べられたりはしませんでしたが、夜中はちょっと怖かったかも・・・
まとめ ~夏キャンプに女木島はおすすめ!!~
我が家は女木島で2泊する予定でしたが、子供達が『早く田舎の鳥取に行きたい!!』と言うので1泊で島を離れ鳥取に向かうことに・・・
- キャンプ場の目の前が海水浴場!
- 料金も安い
- ネコ好きには楽しいかも
- キャンプするなら夏の時期限定かも
我が家は女木島の『鬼ヶ島松原キャンプ場』は2度目!!
前回は2泊でしたが、今回は子供達の希望により1泊になりましたが、『鬼ヶ島松原キャンプ場』は楽しい!!
海がすぐ目の前なので、海水浴が朝から晩まで楽しめます。
1泊だと、フェリー代が高くつく気がしますが、連泊するならキャンプ料金も安い!!
酷暑の今年の夏でも海辺のキャンプは夜には寒く感じるほど気温がさがりました。(※今回、寝袋を忘れるという失態を!!)
冬だと風が吹いたらちょっと厳しいかも知れません。そういう意味でも夏キャンプにかなりおすすめのキャンプ場です。
ワイルドなキャンプが嫌な人にとっては、嫌な部分は多々あるかも知れませんが、我が家は子供も大人も大満足のキャンプでした。
2019年にも瀬戸内国際芸術際の『トリエンナーレ』が行われるので、来年も女木島へ行きたいと思います。