『夏キャンに寝袋が必要?』
先輩キャンパーあっちゃんからそんな質問を受けて、
『急に寒くなることがあるから、あった方が便利!!』
と応えましたが、夏キャンに寝袋が必需品かと言われれば・・・正直迷います。
キャンプ初心者の人がキャンプのアイテムを購入するとき、『夏キャン』に限っていえば必要ないように思います。
『夏キャン』にはわざわざ寝袋を購入しなくても家にある毛布などを持参すれば、間に合ってしまうことが多くあります。
でも一年を通してキャンプを楽しみたい人にはシュラフ(寝袋)はコンパクトに収納できて寝具として大活躍してくれるアイテムなのです!!
皆さんの『シュラフ(寝袋)を選ぶなら、何が(ナンガ)、いいっスカ(イスカ)?』という疑問に答えてみたいと思います。
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目次
シュラフ(寝袋)を選ぶ
シュラフ(寝袋)を選ぶときに重要なのはキャンプをする季節と場所を想定して選ぶこと
シュラフ(寝袋)は値段も機能的な面でもピン~キリまで設定が幅広い!!
高額で高機能な寝袋を購入してもオーバースペックなら使うことすらないかもしれません。
気温(季節)に合わせたシュラフ(寝袋)選び
キャンプ場での使用で考えるのなら、気温(季節)に合わせてシュラフ(寝袋)選びをすることになります。
場所によっては標高が高く夏場でも朝晩の気温がかなり下がる!!なんてところもありますが、一般的なキャンプ場で使用するのであれば
- 夏~秋キャンプ(気温が高め)
- 冬~春キャンプ(気温が低め)
で使い分けることが出来ます
場所や用途に合わせた寝袋選び
登山などでキャンプを張る場合などの気温の変化などが予測しずらい場面では機能的にも優れたシュラフ(寝袋)を使うことがオススメ!
リーズナブルな寝袋の多くは収納サイズも大きくなりがち!!
ツーリングキャンプや登山など、積載量やバックパックの容量に限りがある場合などは高機能でコンパクトなシュラフ(寝袋)はとても便利です。
夏~秋キャンにオススメ!!リーズナブルなシュラフ(寝袋)
キャンプ初心者や多くのファミリーキャンパーがキャンプを行うのが夏~秋にかけて
キャンプは自然の中での遊びなので朝・晩の気温は下がりますが、『夏~秋のキャンプ』はそれ程寒くはならない季節といえます。
立地などによっては暑くて寝られない!!なんてこともあるほど・・・
『夏~秋のキャンプ』においてはシュラフ(寝袋)が必要でない場合もあります。家にある毛布などでも代用可能な場合も多いです。
キャプテンスタッグ 封筒型シュラフ
キャプテンスタッグのシュラフ(寝袋)は使用温度の目安が15℃~で夏のキャンプを手頃に楽しむのにはオススメ!!
毛布などで代用するのであれば必要ないかもしれませんが、シュラフ(寝袋)は収納袋にいれて運搬できるので毛布よりはかさばりません。
収納サイズ:(約)外径20×38cm
値段がリーズナブルですが、登山や気温が低い時期にはあまり適してはいません。
コールマン 寝袋 パフォーマー2/C5
コールマンのシュラフ(寝袋)『パフォーマー2/C5』は快適使用温度が5℃!
寒い冬などに寝袋単体ではきついかもしれませんが、冬以外の時期にキャンプ場で使うのであれば十分なスペック!
汗をかいても洗濯機での丸洗いができます。
収納サイズ:(約)外径21×40cm
Hilander(ハイランダー) リバーシブル 洗えるフード付きシュラフ
初心者のファミリーキャンパーにオススメなのが『Hilander(ハイランダー) リバーシブル 洗えるフード付きシュラフ』!!
Hilander(ハイランダー)はキャンパーにお馴染みの『ナチュラム』が作っているアウトドアブランド。
リーズナブルな値段設定と使用温度が5℃~で春~秋にかけてのキャンプで使うことが出来ます。
カモフラージュ柄も可愛くて、洗濯機での丸洗いも可能!!
『ナチュラム』では2つセット・3つセットなどがお得に購入できるのでファミキャンで家族が多い場合にはかなりオススメ!!
収納サイズ:(約)外径25×40cm
ISUKA(イスカ) ウルトラライト Ultra Light
ISUKA(イスカ)は寝袋・シュラフ専門の大阪に本社を持つ日本のブランド!!
夏のツーリングから過酷な冬登山などの様々なシチュエーションに応じて製品開発されています。
ISUKA(イスカ)の『ウルトラライト(Ultra Light)』は使用温度は10℃でISUKA(イスカ)のシュラフ(寝袋)としては対応温度が低くいわけではありません。
収納サイズ:(約)外径12.5×27cm
コンパクトに収納できるので夏山登山やツーリング、ファミキャンでも収納サイズがかなり限られた場合にはかなり便利!!
それ程ハイスペックな寝袋が必要でない場合には、手頃な値段でコンパクトに収納できるのでオススメ!!
冬~春にオススメな高機能でコンパクトなシュラフ(寝袋)
冬~春の時期のキャンプにおいてはテント内の温度はかなり下がります。
キャンプ場での電源サイトなどではテント内に電気カーペットなどを持ち込むことでかなり快適に過ごすことも出来るので対応温度が高いシュラフ(寝袋)でも問題ありませんが、登山などで使うにはコンパクトで高機能なシュラフ(寝袋)は欠かせません。
ISUKA(イスカ) エア450X ロイヤルブルー
ISUKA(イスカ)の『エア450X』は対応温度:-6℃で、春から秋、冬の低山にも対応する最も応用範囲の広いモデル。
アウター素材には『ナイロン66』という長期にわたって性能の低下が少ない超撥水性能を持ち、引き裂き強度、耐摩耗性、耐熱性にも優れた、耐久性のある素材を使用し、過酷な環境下でも長期に使い続けることができます。
収納サイズ:(約)外径16×35cm
重量:840g
NANGA(ナンガ)の寝袋
『Maid in Japan』の高級シュラフといえばNANGA(ナンガ)
滋賀に本社を構えるNANGA(ナンガ)の製品に使われる羽毛はヨーロッパ産のダウンを輸入し、それを国内で洗浄し国内で製造しています。
縫製も熟練した縫製職人により国内で行われています。
NANGA(ナンガ) MINIMARHYTHM(ミニマリズム)180
NANGA(ナンガ)の『MINIMARHYTHM(ミニマリズム)』は「より小さく、より遠くへ」をコンセプトに開発された新作のシュラフ(寝袋)!!
快適に使える使用想定温度が、0℃に設定された『MINIMARHYTHM(ミニマリズム)』は「より小さく、より遠くへ」をコンセプト通り
収納サイズ:(約)外径13×25cm
シュラフ重量:約325g
コンパクトで軽量なシュラフ(寝袋)はツーリングや登山などに最適です!!
一般的なキャンプ場で使うにはオーバースペックで価格も高いので、ファミキャンで人数が多い場合にはなかなか手が出ません・・・
我が家ならママに相談したらグーバン食らいそうです。
NANGA(ナンガ) UDD BAG 1000
NANGA(ナンガ)の『UDD BAG 1000』は使用想定温度:ー9℃!!、使用限界温度が:-37℃!!
日本国内であればかなり過酷な温度下でのキャンプに使うことが出来ます。
ファミキャンユーザーの多くの人たちにおいてはかなりのオーバースペック!!厳冬期の冬山登山などで使うのに適したシュラフ(寝袋)です。
収納サイズ:(約)外径21×41cm
シュラフ重量:約1,450g
厳しい寒さを防ぐ為に機能性を追及するのであれば選択肢としてはありかもしれません。
しかし我が家ではママに『キン肉ドライバー』をかけられるレベルで拒否されそうです。
まとめ ~コンパトなシュラフ(寝袋)はキャンプで便利!!予算とも相談して決めよう!!~
コンパクトで高機能なシュラフ(寝袋)はいろんなシチュエーションで便利なアイテムなのは間違いナシ!!
でも夏の暑い時期に、ファミキャンでキャンプ場でテントを張る場合にはそれ程高価で高機能な寝袋は必要ありません。
暑い『夏キャン』では寝袋があっても、子供達は寝袋に入ることすらないことはよくある事です
登山やツーリングなど収納スペースが限られた場面においては、コンパクトさが求められますし、冬キャンや冬山登山などには低い温度でも快適に使える機能性が求められます。
キャンプをする場面を想像しながら、お財布と相談しながら選ぶのが良いのではないでしょうか?