アウトドアで楽しむキャンプでは、薪を燃やして焚き火したり、BBQしたりすることが多いと思います。
しかし、薪を燃やすとモチロン煙が立ちますし、その煙がかかった衣服は臭く燻された匂いが付いてしまいます。
煙に燻された燻製のような匂いは、本人はあんまり気にならないけど、他人からすると凄く臭い!!
我が家もアウトドアでBBQを三男と楽しんだ後には、ママから
『凄い煙臭いんだけど・・・、上着洗濯するの結構面倒なんだけど!!』
と言われることも!!
夏場のTシャツに短パンなら簡単に洗濯も出来るけど、寒い時期のアウトドアでダウンジャケットなどに着いた煙臭さは結構面倒なんです。
ダウンジャケットも、クリーニングに出すと案外良い値段になっちゃうので、いつもは洗濯ネットに突っ込んで自宅で洗濯しています。
衣類は比較的簡単に洗濯出来るけど、大きなテントって中々洗濯するのは難しく感じちゃう!!
今回、長年使い込んで煙臭くなった、ポリエステル幕のNEMO(ニーモ)の『ヘキサライト6P』を自宅でクリーニングしてみました。
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目次
【テントが煙臭い!!】自宅でのクリーニングは面倒!!業者に頼むのが◎?!
キャンプで焚き火やBBQを楽しんだ後に残る【煙に燻されて付いてしまった燻香】!!
我が家のキャンプ一軍選手のNEMO(ニーモ)の『ヘキサライト6P』は、いつも煙に燻されて、ビックリするくらい燻製臭いテントです。
そんな燻製テント『ヘキサライト6P』を自宅でテントクリーニング!!
大きなポリエステル製ツーポールシェルターはクリーニングするのも大変!!乾かすのも大変、撥水加工しようと思うとかなり大変!!
今回は、ポリエステル幕だったからまだ良かったけど、コットン幕などならもっと重労働になっちゃうかも・・・
テントがカビてたり、シームシールの劣化、ポリウレタンコーティングが加水分解して、ベトつく・・・なんて場合や、しっかりと撥水加工を施したい人は、業者によるテントクリーニングに出すのが良いと思います。
キャンプブームの昨今、色んなテントクリーニング業者さんがいるので比較してみるのも良いかも?!
・・・とは言え、業者に頼むとやはり気になるのは、金額的な問題!!
手間暇が掛かるとは思いますが、自宅でテントクリーニング出来るのであればと思い、ニーモ『ヘキサライト6P』を洗濯してみました。
NEMO(ニーモ)『ヘキサライト6P』を自宅でテントクリーニングしてみた!!
我が家のNEMO(ニーモ)『ヘキサライト6P』は6人が就寝出来るサイズの大きめなシェルター!!
小さなソロテントであれば、洗濯ネットに入れて洗濯機でも洗えるかもしれませんが(※生地が痛むかも・・・)、ちょっと大きいテントであれば、洗濯機はほぼ無理だと思います。
今回、テントクリーニングにはお風呂の湯船を使いました。
今回、自宅でテントクリーニングで使用したのは、
- 湯船
- ぬるま湯
- 洗濯用洗剤
- 屈強な肉体
です。昭和の名作『おしん』の時代の様に、洗濯板で手洗い洗濯したことが無い人にとっては、湯船にテントを沈めて押し洗いする、長時間テントを踏み続ける体力が必要になるかも?!
湯船にテントが浸かる位のぬるま湯に、洗濯用洗剤を投入し、脚で踏みながらもみ洗い。
始めはテントから小さなコオロギが飛び出して来たり、(ナウシカがキツネリスに接する様に、優しく捕まえて2Fのベランダから外に逃してあげました。)
お湯は茶色く濁り、枯れ草なども沢山浮いてきます。
お湯を抜いて、テントを引き上げると、長年の汚れが蓄積された汚れや砂が目に見える形で湯船には多くの砂が残ります。
お風呂場には、煙で燻された燻製のような匂いが立ち込めますが、お湯を替えながら3回同じ作業を繰り返しました。
3回目が終わった頃には水はある程度澄んできて、枯れ草が浮いてくることもなくなりました。
テントは干すのが大変!!天気の良い日のクリーニングがマスト!!
今回、2世帯住宅の2Fの風呂場でテントクリーニングをしたので、2Fのベランダの手摺りに引っ掛けて干してみました。
が、1Fの玄関を完全に塞いでしまい、家族からのブーイングが半端ありません。
一軒家なら家族の批判さえ我慢すればベランダに干すことも出来ますが、マンション住まいなら余り現実的なシチュエーションではないと思います。
しかし、テントを濡れたままにしては、シームシールの劣化や、ポリウレタンコーティングの加水分解が進むので、乾燥は必須!!
という事で、家の前の駐車場にテント設営して、乾燥させることに。
我が家は東京の外れの山の中にあるため、テント設営しながら乾燥させることが出来ますが、マンション住まいや、大きな庭があるような家でなければ難しいと思います。
雨などに降られることもなかったので、2〜3時間でテントは乾いてくれました。
自宅でテントクリーニングをするなら、日差しが強い夏の時期の方が時間が短く済みそうです。またコットン・TC幕などの乾きにくくて、水気が残るとすぐカビちゃう場合などには、乾燥させることを想定して作業するのが重要になってくると思います。
クリーニングついでに防水処理!!
せっかくテントが綺麗になったので、防水スプレーで防水処理をすることに!!
今回僕が使ったのは、近所のホームセンターに売ってる衣類用の防水スプレーですが、テント用の防水スプレーなども売ってるので、そういう方が何となく強力そうなので、そういうの使ってみたら良いと思います。
しかし、加水分解でPUコーティングなどがダメになってる場合などには、他にも色んな方法で防水加工する方法があるようなので、ググって調べてみて下さい。
テントの縫い目から雨の侵入などが気になる場合には、ヘキサライトに穴あきしたときに使った補修材【GEAR AID(ギア エイド)】!!
からも、シームシーラントが出てるので使ってみてはどうでしょう?
まとめ 〜自宅でテントクリーニングは出来る!!でも業者に頼む方が確実!!
テントクリーニングは自宅でも案外簡単に出来ます!!と言っても、お風呂場を一定時間占領してしまいますし、大きなテントならしっかり干せるだけのスペースがあることが条件になってくる!!
自宅でのクリーニングは、外での自然乾燥しなきゃいけないので、天気にも左右されることになると思います。
コットンやTC素材の幕になれば、重量も更に大きくなるので、クリーニングするのも、より重労働になってきます。
我が家の『ヘキサライト6P』も足踏み洗いした幕体には細かなシワがびっしり刻まれています。
キャンプブームの昨今、いろんなテントクリーニングの業者さんがいるので、綺麗に失敗のないテントクリーニングはプロに頼むのも良いかも知れません。
今回の自宅でテントクリーニングした『ヘキサライト6P』は、煙の匂いもかなり軽減され、快適に過ごせるようになりました!!
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テント内に薪ストーブインしながら週末を過ごすのも快適!!
お気に入りの長年使ったテントをたまには綺麗にクリーニングしてみてはどうですか?!