作者:林スターダスト
- 小学生と保育園の女子2人の父親
- 元料理人で、『スターダスト』を名前に付けたけど、デビッド・ボーイはあんま好きじゃない(※イギリスの詩人ディラン・トマスから名前を取ったアメリカを代表するシンガーソングライター『ボブ・ディラン』の名前の一部を拝領したイギリスのグロムロックバンド『T・REX』のフロントマン、『マーク・ボラン』が好き!!)
- 好きな芸能人が『深田恭子』と『綾瀬はるか』、なぜか『剛力彩芽』の話になると好戦的になる
今回はチーズフォンデュを作りたいと思う。
前回、フォンデュポットを購入したのでさっそくである。
チーズフォンデュには基本となる作り方が存在している。
【エメンタール】、【グリュイエール】、この2種類のチーズを白ワインに溶かしていく作り方だ。
本場のアルプス地方ではそれをベースとして、各家庭や店舗で独自の配合やアレンジを代々引き継いでいるのだそうだ。
材料のひとつ、【エメンタール】は無数の穴があいたクリーム色のチーズで、アニメ『トムとジェリー』に登場する三角形の旨そうなアレである。
※なんだかトムとジェリーっぽいネズミの画
単に『チーズ』と言えば、名前は知らずともこのチーズを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。約100kgというとても大きなサイズで作られる為『チーズの王様』とも呼ばれているらしい。
【グリュイエール】は同じくクリーム色をしたハードタイプのチーズで、フォンデュの他にはラクレットによく用いられる。
ラクレットはチーズを直火で溶かし、パンなどに絡めて食べる料理で、アニメ『アルプスの少女ハイジ』に登場する旨そうなアレである。
ただしラクレットに使用されるチーズには、「ラクレットチーズ」という別のチーズも存在しており、必ずしも『グリュイエール=ラクレット』ではないので混同しないようにしたい。
良く分からない人は、
- ラクレット=ボン・ジョヴィ
- ラクレットチーズ=ジョン・ボン・ジョヴィ
- グリュイエール=デヴィッド・ブライアン、あるいはティコ・トーレス
と置き換えれば分かりやすいと思う。
そんな旨そうなアレとアレだけれども、チーズフォンデュの材料にするにはひとつ問題がある・・・
『クソ高ぇ』のである。一般的なお店で食べるチーズフォンデュセットと、ふたつのチーズが大体同じ値段である事を考えると、それでも購入するというのはなかなかの酔狂である。
そうした訳で今回は手に入りやすいミックスチーズを使っていきたいと思う。
本当はおからと水道水で作れたら良かったのだけれども分子レベルの頑張りが必要なので断念した。何事も時には妥協が大切である。
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目次
ダイソー『フォンデュポット』で食べるチーズフォンデュ!!
それではさっそく作っていきたい。まずは材料の紹介から
ミックスチーズと牛乳を使った『チーズフォンデュ』の材料
フォンデュソース
- ピザ用チーズミックス 200g
- コーンスターチ 大さじ2
- 牛乳 1カップ(200cc)
- オリーブオイル 小さじ1
- にんにく 1片
- ホールブラックペッパー 適量(お好みで)
具材
- パン(フランスパン)
- ベーコン
- にんじん
- じゃがいも 適量
- ブロッコリー
- ヤングコーン
- お湯(水1Lに対して塩小さじ2)
『チーズフォンデュ』作り方
■フォンデュソース
因みに、『チーズフォンデュソース』及び『具材の下準備』は、ダイソー『フォンデュポット』で作るのではなく、フライパンで事前に準備!!
ダイソー『フォンデュポット』は『ティーライトキャンドル』専用の保温鍋なので、調理には向かない!!別鍋での調理後、『フォンデュポット』に移してみんなで鍋を囲んでチーズフォンデュを食べるのがベストだ!!
ミックスチーズを使った『チーズフォンデュ』を失敗させないポイントは
POINTは3つ
- にんにくは焦がさない
- 牛乳は沸騰させない
- チーズは数回に分けてきっちりと溶かしていく
①ミックスチーズにコーンスターチをまぶし、ざっくりと混ぜ合わせる
コーンスターチを入れる事で牛乳とチーズの分離を防ぎ、溶けやすくなる
②オリーブオイル、にんにく(みじん切り)を鍋に入れて弱火にかける
にんにくは決して焦がしてはいけない
香りが立ちはじめたら目を離さない方が無難
③にんにくがカリカリになってきたら牛乳を入れて、中火にする
にんにくのカリカリ具合はそこまでこだわる必要はない
牛乳を入れた後は沸騰させないように気を配る
④牛乳が沸騰寸前まで温まったら①のミックスチーズの1/3を投入
鍋の縁ががふつふつとしてきたら沸きはじめのサイン
火加減を見ながら木べら等でかき混ぜチーズを溶かしていく
⑤投入したチーズが溶けきったら再び沸騰寸前まで温めミックスチーズの1/3を投入
上に同じ。牛乳が沸かないように火加減を見ながらチーズを溶かしていく
⑥再度、チーズが溶けたら再び沸騰寸前まで温め、残りのチーズを投入する
またまた上に同じ。フォンデュにチーズが全て溶けたら完成!!
食べる直前にお好みでブラックペッパーをかけてもおいしい
ここ重要!!完成後は冷蔵庫で保存可能!
冷蔵後はなるべく早めに食べたい
冷めると凝固しているけれど、フライパンなどで熱しながら牛乳で延ばすと元に戻る(※白ワインでも良いけど、エグくなりがちかも・・延ばしながらアルコール飛ばすのも大変!!)
キャンプでも使える!!事前に準備しておくことで、キャンプなど野外での調理も手早く出来て便利!!
とは言え、DAISO(ダイソー)のフォンデュポットは『ティーライトキャンドル』推奨で、火力は強くありません。別鍋で暖め直して、ポットで保温しながら食べるのがオススメです。
具材の下準備
チーズフォンデュを美味しく食べる為の【具材の下準備】でのポイントは
POINTは2つ
- そのまま食べても美味しくなるように調理する
- 野菜は固めにゆでる
①具材ごとに食べやすい大きさに切っていく
パンはひと口サイズに切る
にんじん、じゃがいも、ベーコンもひと口サイズに切る
ブロッコリーもひと口サイズに、ヤングコーンは縦半分に切る。
ブロッコリーは基本的にひと房ごとに茎から切り離す
ただし大きい房は茎から切り離したあと更に半分に、小さい房はいくつかまとめて茎から切り離す等、なるべくサイズが揃うように工夫する
②具材ごとに火を入れていく
パンはトースター、ベーコンはフライパンなどを使ってカリカリに焼く
ブロッコリーとヤングコーンはお湯から茹でる
沸騰したお湯に塩を入れて、茹で時間はどちらも2分間
※湯で時間は、好みの硬さがあるので、柔らかめが好みなら3〜4分でも良いかも・・・
茹で終わったら、ざるにあげて冷ます
じゃがいも、にんじんは水から茹でる
水から茹でて、沸騰したら、中火〜弱火で10分〜15分、竹串がスッと通ればOK
ただし茹で時間が長いので僕は電子レンジを使った
何の参考にもならないのは承知で書くけれど、我が家の電子レンジで
「根菜モードで茹ではじめる→そのうち茹であがり時間が表示される→表示された茹であがり時間の1分手前で中断する」
といい感じに出来上がる
何の参考にもならないと思うけれど・・・
フォンデュソースをダイソー『フォンデュポット』に入れて、具材をお皿に盛り付ければ完成!!
DAISO(ダイソー)のフォンデュポットに出来たフォンデュソースを入れて、ティーライトキャンドルで温めれば、準備完成!!
キャンプでも『チーズフォンデュ』がテーブルに並べばインスタ映え間違いなし!!
でも、やっぱりチーズフォンデュは食べるのが楽しい!!
具材は紹介したもの以外では『ソーセージ』、『うずらの卵』、写真に撮ったけれど盛り付けるのを忘れてしまった『ミニトマト』もおすすめ。その他、自分好みの食材を探すのも楽しいかもしれない。
今回はアウトドアやキャンプでも気軽に楽しめるように、作り置き可能なレシピで調理してみた。興味を持った方はぜひ試してもらえると嬉しいなと思う。