アウトドアを楽しむ人にとっては、秋は美しい紅葉を楽しんだり、山菜やきのこ狩りも楽しめる季節!!
キャンプでも夏の暑さが落ち着いて、焚き火を囲むのが気持ちいいですよね?
暖かい時期は服装も薄手になりがち!!露出した肌は、虫刺されなどに注意が必要でした。
虫除けスプレーや蚊取り線香はもちろん
ハイテクなモスキーランタンや、野外用虫除けなどが活躍してくれました。
虫以外にもアウトドアやキャンプなどで注意しないといけないのが野生の動物達です。
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目次
キャンプでは野生動物に要注意!!
最近我が家では、動物による様々な被害が増大中!!
我が家の可愛いペットのニワトリがネコ?かイタチ?に襲われ瀕死の重症!
ニワトリが、ネコかイタチに襲われて重傷・・・
オスがトサカ食べられて、メスを守ってくれたみたい
もっと早く気づいていたら
抗生剤の軟膏塗って、家の中で介護
元気になりますように・・・— 豚ゴリラ (@tentimousouezu) 2018年10月22日
ネコか、イタチに襲われて重傷だった子がなんとか回復してきた!
トサカは全部食べられちゃったけど
家の中で、抗生剤と水とエサ飲ませ続けて、やっとだいぶ元気になってきた! pic.twitter.com/5zsNPMJKxc— 豚ゴリラ (@tentimousouezu) 2018年11月3日
必死の看病で、一命を取り留めだいぶ元気にはなりましたが、鶏冠(トサカ)とぼんじり(お尻の部分)を一部齧り取られ、くちばしも少し曲がってしまいました。
他にも畑の作物がイノシシに掘り起こされて食い荒らされる被害が!!
畑の隣の竹林ではそこら中が、掘り起こされ根を食べています。
畑の一部でも『さつまいも』が掘り起こされて食べられました。
我が家は電気柵を全面に張り巡らせているので、一部の『さつまいも』だけでしたが、近所の畑では畑一面食べ荒らされるところも・・・
またイノシシが捕まった!
かなりデカイ! pic.twitter.com/4bnrdQRkLw— 豚ゴリラ (@tentimousouezu) 2018年11月7日
キャンプやアウトドアでも野生の生物に出くわすこともあるかと思います。
動物達のテリトリーに隣接しているキャンプ場などの近くには野生の動物も沢山生息しています。
特に登山やトレッキングなどは動物のテリトリーに入り込むことになるので要注意!!
獣害に注意!!
- 熊
- イノシシ
- 野犬
- 猿
- 鹿
- タヌキ
- ネコ
- イタチ
- ハクビシン
- カラス
- キツネ
他にもヘビなどの爬虫類や、外来種のアライグマやなど、様々な動物が自然の中には潜んでいます。
熊は北海道では大きなヒグマ、本州でもツキノワグマは生息しています。
関東近辺でも目撃されることもしばしばあり、観光客が多く訪れる高尾山でも熊が出現することも・・・
我が家がキャンプすることが多い道志川沿いのキャンプ場でも熊が目撃されることもあるようです。(藤野に住む友達の家ではマンションのゴミ捨て場を荒らすツキノワグマがいて外に出られないこともあるよう・・・)
イノシシはキャンパーにとっても、熊よりも遭遇することが多くなる野生動物だと思います。
イノシシを実際に見たことがない人にとっては、『ブタが野生化した感じ?!』くらいに感じるかもしれませんが、イノシシはかなり凶暴!
牙(キバ)も大きく噛みつかれたら大怪我は免れません。しかも走るスピードも突進力も半端ない!!
今の時代だと野犬はあまり出没することはありませんが、僕が子供の頃には、海水浴に行くときに越える石切場になっている山に野犬が群れを作っていて『銀牙-流れ星 銀-』のような世界が広がっていました。
野犬などは襲われると命の危険もあるので要注意!!
他にも猿をはじめ、鹿やタヌキやキツネなどいろんな野生動物がいます。
キャンプでの獣害対策!!
山などに隣接するキャンプ場では野生動物に遭遇することが多くなると思います。
命の危険がない範囲では、野生動物を見かけることはアウトドアのひとつの楽しみといえるかもしれませんが、食料を荒らされたり、襲われて怪我でもしたら大変!!
熊出没はキャンプ場を事前にチェック!
キャンプ場に熊の出没などがないかは、ネットなどで事前に確認しておきましょう。
熊のテリトリー(生息域)に近いキャンプ場は、やはり熊が出没することが多いので注意が必要!!
本州のツキノワグマでも襲われれば人間では太刀打ち出来ません!!(※ツキノワグマを素手で撃退!!なんてたまに聞くこともありますが、普通のひとには無理です!)
我が家は、北海道でキャンプをしたことがありませんが、大きなヒグマならまず勝ち目はないです。
熊の出没情報は事前にチェックしましょう!
食べ物、生ゴミをしっかり管理!!
整備されたキャンプ場の多くは人の出入りが多く、動物にも人間のテリトリーだということが示されているので、危険な熊などが近寄ることは多くないと思います。
とは言え、山に食料が少なくなる時期には食べ物を求めてキャンプ場に出現することも!!
獣害にあわない為には、食べ物や食べ残しをしっかり管理することが重要!
野生動物は食べ残しなどの匂いにつられて、キャンプサイトに近づいてくることが多い!!
キャンプで焚き火を焚いて料理を作っているときには、野生動物が寄ってくることは少ないと思いますが、夜寝る時に料理をそのままにしていると動物達が食べ物を漁りに来ます。
キャンプでの料理などが残った場合には、オートキャンプサイトであれば車の中にしまって置くか、コンテナボックスや、クーラーボックスなどの密閉された容器に入れることが重要!!
キャンプでの夜はお酒を飲んでる場合が多く、めんどくさくなっちゃうかもしれませんが、寝る前には食べ物・生ゴミをキチンとしまうことを心がけたい(といつも心では思ってます・・・)
野生動物にエサをあげない!!
キャンプ場で、野生動物(野良猫含む)にエサを与えるのはNG!!
今年の夏にもキャンプをした瀬戸内に浮かぶ女木島でのキャンプ場でも人間からエサを貰えると学習した野良猫達にテント内を荒らされました。
野良猫でも噛まれたり引っかかれるとひどく化膿することなどもあります。
とは言え、野良猫であれば、重篤な被害にあうことは稀ですが、野生動物にエサを与えると学習して、キャンプ場に出没するようになることも・・・
猿などは頭もよく、人間から食べ物を与えられると、人がいるキャンプ場にエサを求めて寄り付くことになりかねません。
身の安全が一番!!
キツネやタヌキ、イタチなど小動物や鳥などは人間側が威嚇すれば逃げていきますが、熊・イノシシなど大型の動物に遭遇した場合は威嚇して追い払うのにも危険が伴います。
興奮して人間に向かって突進してくることもあるので、熊・イノシシなどは刺激しない方が無難!!
人間の存在を分かってキャンプ場に降りてくるような野生動物は、『キャンプ場で食料が得られる』ことを学習していたり、山の食料がなくなったことで必死になってる場合があります。
熊・イノシシ・猿など危険を伴う動物が食料を漁っていた場合には威嚇するのではなく、距離をとり、車内やログハウスなどの安全が確保出来る場所に避難しましょう。
防獣アイテムを利用する(撃退アイテムを常備する)
野生動物との遭遇を避けるためにも対策が必要!
また万が一の動物に遭遇した場合にも活躍するアイテムを常備するのも重要です。
児玉兄弟商会 獣除け線香
動物が嫌がる忌避物質の唐辛子(とうがらし)成分で動物を遠ざけることが出来る線香。
シカ・イノシシ・タヌキ・イタチ・ノラ猫などが対象動物になっているようです。
森林作業や、畑の農作物を守ることを目的にした線香なので、周りにキャンパーがいるキャンプ場などでの使用は控えたいアイテム!
周りに他のキャンパーがいない場合、またテントサイトが風下にならない場合には有効かもしれませんが、あくまで補助的なアイテム!!
食べ物や、生ゴミをキチンと片付けて動物を寄せ付けない方が重要になってくると思います。
HIGHMOUNT(ハイマウント) マジックベアベル
登山、トレッキングで山に入る場合に熊に人間の存在を示すために携帯するのが、熊よけの鈴!!
『熊よけの鈴があれば熊に合わない!』というわけでは無いので要注意!
河などの近くは沢の流れる音でかき消され熊などに気づかれないことや、若い熊などは、逆に鈴の音に興味を持って近づいてくることもあるらしい・・・
キャンプ場などであれば、熊も人間のテリトリーなのは分かっているので、使うことはほぼ無いかもしれません。
熊撃退スプレー
もし、万が一の熊に至近距離で遭遇するような場面で活躍してくれるのが、熊撃退スプレー!!
こちらも、登山やトレッキング、山菜取りなどで山に入り込む時には熊に遭遇することがあるかもしれませんが、キャンプ場で至近距離でいきなり出会うことは滅多にないと思います。
噴射距離は5mでかなり至近距離での使用になるので、冷静さを保たないと上手に使うことが出来ないかも・・・
熊以外にもイノシシ、犬、猿などにも効果はあるようですが、発射する側が風下で、自分にスプレーがかかると強い刺激で、目が開けられない!!など逆にピンチな状態になる可能性もあるので要注意!!ほんとのピンチでの使用に限定のアイテムだといえます。
まとめ 〜野生動物は危険!!食べ物の管理が重要!!〜
先日罠にかかったイノシシはすごく大きく、大人5人でやっと運べるようなサイズ(※猟友会のオジさんいわく『これゃ〜デカイ!!150kgはある!!』とのこと)!!
鉄製の罠も突進で若干変形してしまうような力は、絶対に素手では勝てそうにありません。
キャンプ場など野生動物のテリトリーに近い場所では野生動物に遭遇する機会も多くなります。
野生動物を身近に見ることが出来ることもアウトドアの楽しみの一つかもしれませんが、危険な動物も多くいることを理解しておきましょう。
キャンプなどでは食べ物の管理をしっかりすることが重要!!
夜寝る際には、食べかけの食料、生ゴミなども、コンテナボックスや、クーラーボックスに入れて管理するか、車内へしまっておくことを徹底したいです。
ファミキャンなどで小さな子供がいる場合には、動物に怪我をさせられたら大変!
楽しいキャンプをするためにも、獣害対策をしっかりしたいですね?!