今年は長男の受験も終わり、やっとキャンプに出動出来る!!と息巻いていましたが、皆さんご存知の通り『コロナウイルス』の影響で、キャンプどころか実家への帰省すら出来ない状況・・・
今年のGW(ゴールデンウィーク)の休みは、何処にも出かけることもなく家でじっとして過ごす日々でした。
幸い我が家は、東京の外れで周りを山に囲まれた自然豊かな環境。
三男と一緒に畑で野菜の苗を植えたり、庭で。長男・次男と鉄アレイで筋トレをしたりして過ごしていました。
家の裏には竹林があり、毎年沢山の筍(タケノコ)が生えてきます。
いつもは、ジィ〜ジ(義父)が毎朝、せっせとタケノコを掘り出しているのですが、余りにも暇なので、次男と三男を連れてタケノコ掘りをすることに・・・
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目次
春の旬の味覚『筍(タケノコ)』を掘ってみた!!
田舎では竹林は沢山あり、地方では高齢化が進み、手入れされない竹林が問題になってる場所もあるほど、何処にでもあるのが竹林。
ですが、僕の友人や同僚達でもタケノコ掘りをしたことの無い人も多く、友人を招いて『タケノコ掘りパーティー』を行うと喜んで貰えるので、毎年誰かに声を掛けていました。
今年は、『コロナ自粛』があるので次男(中2)と三男(小3)を引き連れて堀に行くことに!!
2月末から学校は休校が続き、一日中パンツ一丁でトドの様に横たわり、延々とYou Tubeを観て、奇っ怪な雄叫びを上げている次男は、外にでるのでやっとズボンをはいてくれました・・・
三男は寝間着にズボンを履き替えて山に向かいます。(山といっても家のすぐ横)
タケノコ掘りの道具と手順
タケノコ掘りの道具
タケノコを掘るのにスコップなどでも可能かも知れませんが、根が張り巡らされた竹林を掘る際にスコップが凹んだりする可能性もあります。
我が家でも常備されているのが『タケノコ鍬(くわ)』
普通の畑を耕す鍬と比べて細身で、刃の角度が直角に近い形になっています。(普通の鍬は柄と刃が鋭角になってる)
他にも毎日、沢山のタケノコを掘っているジィ〜ジは、竹で編まれた背負い籠も使っています。
タケノコの掘り方
タケノコの掘り方は簡単で、
- タケノコの周りを掘って、タケノコの根の所まで掘っていく
- 付け根に『タケノコ鍬』を突き刺す
- 鍬を押し込んでテコの原理で持ち上げる
だけで割と簡単に掘ることが出来ます。
・・・とは言え、タケノコ鍬を付け根に突き立てるのは力が必要で、同行していた小3の三男では上手に出来ません。
また、『タケノコ鍬』は竹の根を分断するように作られたしっかりとした重量有る鍬なので、とっても危険!!
写真の様に、ギョサンに上半身ハダカで行う様な作業ではないかも知れない・・・(※我が家の竹林は傾斜の激しい場所なので、特に足元が滑りやすいので注意が必要だと思いますが・・・)
鍬を振り上げる時などは、周りの人にも注意が必要になりますので気を付けましょう!!
またタケノコを商品として出荷している農家さんなどでは、日の上がる前に、土の中から頭が出そうなタケノコを掘るなど、より美味しくなる工夫(日光を浴びてないのでエグミが少ない)をしていますが、我が家は竹林が荒れない様に手入れしている感じなので、日が出てから頭が土から出てるのを見つけ次第掘る感じ!!
食べる為の下準備!!
皮を剥く
ものの10分ほどで、大小6本ほどのタケノコがほりだされました。
掘ってきたタケノコは皮を剥いていきます。
外皮(?)に包丁で線を入れて硬い部分を剥ぎます。
根の近くから上手に掘り起こされていないタケノコは、無限に剥けて、跡形も残らない・・・なんて事になるので、柔らかい部分を残して上手に剥いていきます。
確か掘り起こしたのは6本だったはず・・・ですが、残りは4本になっていました。(小さいのは本当に小さい!!)
タケノコは掘り起こした時は大きくても剥いていくと本当に小さくなっちゃう!!
我が家は、山にタケノコの皮を捨てるとこがあるけど、都会の人がタケノコを処理した場合は廃棄部分の方が多いかも?!
プロは美味しさを逃さない為、皮は2〜3枚履いだまま、次の茹でる工程に入るようなので、ちゃんとしたサイトを参考にしてみると良いかも・・・
糠(ぬか)と唐辛子で茹でる
僕が作ったピザ窯の横に簡易かまどをセットして大きな羽釜を準備!!
今回摂ったタケノコ以外にも朝ジィ〜ジが掘っていたタケノコとともに茹でていきます。
- 水
- 糠(ぬか)
- 唐辛子
タケノコの灰汁(あく)を抜く為に、上記を一緒に茹でていきます。
薪を燃やしてグツグツ煮ていきます。
我が家では薪で一時間ほど茹でた後、数時間放置・・・
茹でてる時にしっかり灰汁を取り除くとエグミが少なくなるらしいですが、我が家は、ほぼ放置してます。
まとめ 〜タケノコ掘りは楽しい!!春の旬を味わう!!〜
春の旬の味覚の代表選手とも言える『タケノコ』!!
日々放置すると、まさしく破竹の勢いで大きくなって手がつけられなくなってしまうので竹山を背負った我が家では、楽しみというよりは義務感に駆られてタケノコ掘りが行われています。
この時期、我が家の食卓には、タケノコがこれでもか!!と言う程並ぶのは言うまでもありません。
ご近所さんや知り合いに配っても余りあるほどのタケノコが取れちゃう・・・
上記写真の左側はシンプルにタケノコに鰹節と醤油を掛けて、右側は昆布と煮染めたもの!!
とは言え、子供達はほとんど食べないし、僕が食べるにしても、それ程食べれるわけもない・・・
茹でた時の剥がれた部分などは、ニワトリ達のエリアに投げ込まれますが、ニワトリだって好んで食べたりはしないみたい・・・
毎年、この時期には友人などに声を掛けて『タケノコ掘りパーティー』を行っていますが、今年はコロナウイルスの為に行うことは出来ませんでした。(今後も暫く・・・)
今回は、休校続きの子供達とタケノコ掘りをしてみましたが、なんだかんだで楽しそうにしていました。
小さな子供がひとりで鍬を使って掘るのは難しいかも知れませんが、ちょっと大きくなった子供には収穫する楽しみが味わえると思います!!
都会に住んでるひとには『タケノコ掘り』は身近では無いかもしれませんが、外出自粛が終わった来年の春にはタケノコ掘りを楽しんでみてはどうでしょう?!