先輩キャンパーのあっちゃんから『ケトル』と言われてはじめはよく意味が分かりませんでした。
日本で生まれ育って鳥取の田舎で幼少期を過ごした僕にとっては『やかん』であればピンときたのですが、お洒落に『ケトル』なんていわれてもドギー&マギー(ドギマギ)してしまいます。
ドギー&マギー
2000年にリリースされたアーティストのクラムボンが歌う『ドギー&マギー』!!
日常生活のなかでちょいちょい使うオヤジギャグの一つですが、きちんと歌を聴いたのは初めてかもしれません・・・
キャンプ場での朝、いつもはガスコンロで沸かしたお湯でコーヒーを淹れています。
別に不味いわけではないのだけれど・・・
焚火の上で、直火に燻されたケトルは何と無骨で荒々しく、そしてなんと素敵に見えるのでしょう・・・
僕がキャンプ場で見るお洒落なテントサイトには自然木で作られたトライポッドが・・・
ワイルドなトライポッドから吊り下げられたチェーンには煤けた大きなケトルが吊り下げられています。
そんなケトルで淹れられたコヒーは家のガスコンロで入れるコヒーの何倍もの美味しさが引き出される気がしてしまいます。
キャンプ場で見る木で組まれたトライボッドに鎖で繋がれたカッコイイケトル!!
欲しい!!
大き目なケトルにお水を入れて焚火の上に置いておくだけで、コーヒーやカップラーメンを作ろう!!と思った時に作れる!!
それだけでもケトルをキャンプに持っていく意味があるとおもいませんか?
目次
キャンプ場で使う大きめケトル!!
キャンプ場でストーブや焚火の上にある大きなケトルは雰囲気抜群です!!
雰囲気だけでなく、キャンプ場でたくさんのお湯がある事はすごく便利なんです。
油が付いたお皿などはお湯があると簡単に洗い流せますし、美味しいコーヒーを淹れることも出来ます。
先輩キャンパーのあっちゃんは最近キャンプの夜食のカップラーメンにはまって、少し太り気味・・・
カップラーメンカレー味にとろけるチーズを大量投入するのはかなり危険な行為なのです・・・
Coleman(コールマン) ファイアープレイスケトル 1.6L
ファイアープレイスケトルは無骨な感じが僕が思うキャンプ場でのケトルのイメージに最も近いです。
レビューを見ると作りが雑!!というレビューが多いですが、作りが雑なのはなんだかアメリカらしくてイイじゃないですか?
トンカチで叩いてみたり、ペンチで曲げてみたりしていたら愛着のあるケトルになると思いますよ!!
Coleman(コールマン) ファイアープレイスケトルのスペック
Coleman(コールマン) ファイアープレイスケトル | |
サイズ | 約13×22×高さ23cm |
重量 | 約570g |
材質 | ステンレス |
容量 | 約1.6L |
僕の家族は大人2人に子供3人、夜食にカップラーメンを食べようと思うと少し小さい・・・かな?
でも値段も手頃で、シンプルな作りはかなり魅力的です。
(ユニフレーム) UNIFLAME キャンプケトル
シンプルな作りと、ユニフレームの精巧な作りのケトルです!!
サイズは2種類、1.6Lと2.5L
ユニフレームのキャンプケトルは1.6Lと2.5Lの2サイズの展開がされています。
2.5Lのキャンプケトル ジャンボは家族5人のウチでも夜食のカップラーメンが食べられそうです。(大きいカップラーメンは無理かなぁ~)
(ユニフレーム) UNIFLAME キャンプケトルのスペック
(ユニフレーム) UNIFLAME キャンプケトル | |
サイズ | 約φ130×220mm (約φ154×253mm) |
重量 | 約580g (ジャンボ:約830g) |
材質 | ステンレス |
容量 | 約1.6L (ジャンボ:約2.5L) |
Coleman(コールマン) ファイアープレイスケトルとほぼ同じサイズ!!ジャンボは一回り大きいです。
ユニフレームは堅実で精巧な作りで、キャンプ場で直火に置いても注ぎ口には蓋がキチンと閉まるので灰などが入ることもなく安心です。
(ユニフレーム) UNIFLAME キャンプケトル ジャンボは家族5人でも十分なサイズ!!
スノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8
スノーピーク(snow peak) クラッシックケトルはステンレス製の1.8LでColeman(コールマン) ファイアープレイスケトルより200ml大容量!!
スノーピーク(snow peak) クラッシックケトルはColeman(コールマン) ファイアープレイスケトルとUNIFLAMEのケトルがφ130に対して、φ115で縦長のスリムなイメージのケトルです。
ディテールのひとつひとつも繊細で、作り込みがしっかりしています。
お湯の注ぎ時に本体上部の蓋が開閉しないように注ぎ口の蓋でロックできる作りになっています。
形も可愛くスゴク素敵なんだけど、値段が少し高め・・・
スノーピーク(snow peak) クラッシックケトルのスペック
スノーピーク(snow peak) クラッシックケトル | |
サイズ | φ115×247mm |
重量 | 690g |
材質 | ステンレス |
容量 | 約1.8L |
子供がたくさんいるウチの家族ではいろんなものが雑に扱われてしまいます。作りが繊細で美しいスノーピークの製品は雑に扱うのはおこがましい気持ちになっちゃいます!!
スノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8 CS-270
GSI(ジーエスアイ) ステンレスコニカルパーコレーター/14CUP
紹介した3選の中では唯一パーコレーターとして使用出来ます。
サイズは8CUP・14CUP・28CUPがあり
14CUPのサイズで、パーコレーターとして使用する場合は1.2Lだそうです。
GSI(ジーエスアイ) ステンレスコニカルパーコレーター/14CUPのスペック
GSI ステンレスコニカルパーコレーター/14CU | |
サイズ | φ115×200mm |
重量 | 1000g |
材質 | ステンレス |
容量 | 約2.0L |
ケトルとしてお湯を沸かす他に、パーコレーターとしてコーヒーを淹れることが出来ます。
パーコレーターとして使用する場合は1.2Lのコーヒーを淹れる事が出来ます。
FIRESIDE(ファイヤーサイド) グランマーコッパーケトル(小)3.3リットル
グランマーコッパーケトルは『THE FIRESIDE COMPANY』という薪のある生活を提案しているブランドのケトルです。
ケトル以外にも薪ストーブ本体やスウェーデンのGransfors Bruk(グレンスフォシュブルーク)の薪割り用の斧など、お洒落でこだわりの製品がたくさんあります。
薪ストーブのやわらかな炎を見ながらくつろぐ生活はとても素敵です。
そんなFIRESIDE(ファイヤーサイド)のグランマーコッパーケトルはインドアだけでなく、アウトドアのキャンプでも大活躍です。
銅製のボディーは熱伝導が良い!!
銅は熱伝導率がよいのでステンレスなどの金属に比べるとお湯が早く沸きます。
アウトドアで使用するのなら薪の量も抑えられて嬉しいですよね!
古くよき19世紀のデザインとこだわりの細部のディテールが美しい
銅製の独特なボディーの色合いだけでなく、古き佳き19世紀のデザインとこだわりの細部のディテールが美しいです。
使い込むたびに風合いが増し、自分オリジナルのケトルになっていきます。
銅製品は酸化すると緑青(ろくしょう)という皮膜が浮いてきますが、身体への影響はありません。
FIRESIDE(ファイヤーサイド) グランマーコッパーケトル(小)のスペック
FIRESIDE グランマーコッパーケトル(小) | |
サイズ | φ180×H240mm |
重量 | 1100g |
材質 | 銅(内側スズメッキ) 真鍮、木(ブナ) |
容量 | 約3.3L |
FIRESIDE(ファイヤーサイド) グランマーコッパーケトルは、(小)で3.3L、(大)で5.2Lのふたつのサイズが販売されています。
キャンプでの使用を考えるとあまり大きいケトルは車載するさいに邪魔になりそうです。
まとめ
キャンプ場で大きなケトルがトライポッドに吊られているのを見るとカッコイイ!!
たくさんのお湯があるとコーヒーにもカップラーメンにも洗い物にも便利です。
僕も自作のトライポッドに吊り下げてキャンプライフで使いたいです。
焚火の煙に燻されて、煤けたケトルは使い込むたびに愛着が湧いてきますよね!
スノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8 CS-270