スポンサーリンク
焚き火料理の必需品?!ダッチオーブン!!
『Dutch Oven(ダッチオーブン)』とは、オランダのかまどという意味!!
アメリカの西部開拓時代に使用されていたのが有名な、"分厚い金属製の蓋付鍋"の事です。
キャンプ用品として多くのキャンパーが焚き火料理の調理器具として利用しています。
ダッチオーブンの良い所・イマイチな所!
多くのキャンパーに愛される調理道具『ダッチオーブン』!!
ですが、ダッチオーブンにも良い所、イマイチな所(※キャンプスタイルによりますが・・・)あると思います。
ダッチオーブンの良い所!!
いろいろな料理に使える
ダッチオーブンは分厚い金属製の蓋が付いていて鍋の内部を密閉し圧力と温度を逃がしません。
調理時間を短く効率的に料理を行う事ができ、また蓋の上部に炭をのせて加熱する事もできるので、焚き火で下からの加熱だけではなく、上からも加熱する事ができます。
ダッチオーブンは焼く・炒める・煮る・蒸す・揚げるのすべての料理に使えるので1台でいろんな料理を付くる事ができます。
また密閉性が高く無水料理に使うこともできます。
使い込まれたダッチオーブンはかっこいい
キャンプ場で上級っぽいキャンパーさんの使い込まれた黒光りするダッチオーブンは凄くかっこいい!!
焚き火の横に無造作に置かれたダッチオーブンを見ると、中の料理を見ていないのにおいしい料理をイメージしてしまいます。
黒光りするダッチオーブンがあるだけでキャンプサイトに玄人感が溢れ出ます!!
ダッチオーブンのイマイチな所!!
キャンパーにもスタイルが色々あるので、一概にイマイチな所とは言えませんが、僕が思う難点を上げてみました。
シーニングが面倒くさい!!
従来の鉄製ダッチオーブンは使う前に【シーニング】という鍋の慣らしを行わなければいけませんでした。
最近はシーニング済みの商品なども多く売られるようになっているので買ってすぐに使える製品も増えています。
また、最近は鉄製ダッチオーブンだけでなく、ステンレス製などのダッチオーブンなども発売されていて、手間がかからなくなってきています。
鉄製ダッチオーブンはサビる
使いはじめの鉄製ダッチオーブンは料理などで使用したらすぐに手入れをしてあげないと赤サビが浮いてきます。
使い込むほどに鉄の周りに黒サビの皮膜ができていき、サビづらくなっていくようですが、使う頻度があまりない場合はやはりキチンとした手入れを行い、保管時なども湿気が多くならないようにしなければいけません。
重い
ダッチオーブンは基本重いです。肉厚な鉄でできている鍋なのでかなりの重量となります。
10インチで5kg~6kg程度の重さにはなります。
軽量な装備でのキャンプを目指す人や、バイクツーリングの人などにはダッチオーブンは向いてるギアとは言えません!!
オススメダッチオーブン5選!!
ダッチオーブンは手間がかかるし重い・・・しかし使いこまれたブラックポットといわれる黒びかりするダッチオーブンはキャンパーとしてはどうしてもほしい・・・
値段はかなり安いものからかなり 高いものまで幅が広いです。しかしどうせ手間隙かけてブラックポットを育てるつもりならあまり安いものはオススメできません。
LODGE(ロッジ) キャンプオーヴン 10D
創業120年のアメリカの老舗キャストアイアンメーカー『LODGE(ロッジ)』!!
キャンプの鉄製調理ギアといえば『LODGE(ロッジ)』!!というほど定番のブランドです。
ダッチオーブンだけでなく、スキレットなども大人気!!
『LODGE キャンプオーヴン 10D』 スペック | |
サイズ | 内径25.5×深さ10.5cm(10インチ) |
重量 | 5.71kg |
素材 | 鋳鉄 |
定番のダッチオーブンはお馴染みの『LODGE』のロゴがかわいい!!
ヤフーオークションなどではヴィンテージや記念品モデルの凝ったデザインのモデルも!
10インチ・12インチがあるので、10インチは少し小さいかなぁ~と思う方は12インチを!!
鍋の深さもノーマル・ディープの2種類!!
焚き火の『熾き』の上でも調理が出来る足がダッチオーブンの下に付いているので、アウトドアでは使い方の幅が広がります。
しかし、3本足が付いていることで使い方によっては使い辛いことも・・・
PETROMAX(ペトロマックス) ダッチオーブン ft6
PETROMAX(ペトロマックス) ダッチオーブンは蓋に浮び上がるデザインもおしゃれ!!
『PETROMAX ダッチオーブン ft6』 スペック | |
サイズ | 36.5×33×16cm |
容量 | 7.6L |
重量 | 10.4kg |
素材 | 鋳鉄 |
ペトロマックスのダッチオーブンは独特なサイズ表記で、『ft3』・『ft6』・『ft9』・『ft12』などのサイズがあります。
我が家は5人家族、10インチが、12インチサイズがちょうどいいですが、ft3(2.3L)サイズは少し小さく、ft6(7.6L)サイズだと大きい・・・
サイズ感を選ぶのが難しいかも・・・
snow peak(スノーピーク) 和鉄ダッチオーブン26
鍋の構造がリッド(上蓋部分)、スキレット、ポットの3つの部品で出来ていて、色々な使い方が出来ます。
サイズは他のメーカーのダッチオーブンの10インチサイズと変わらないのにスキレットを逆向きに蓋として使用する事によりチキン1羽まるごと使ってローストチキンを作る事も可能な容量を確保できます。
他にもスノーピークの地元新潟県燕三条地区の鋳物成型技術をつかい
- 鋳鉄に耐熱シリコン塗装を行う事によりサビにくい
- 他のダッチオーブンより薄く軽い
- 衝撃に強い
- ヒートショックに強い
など・・・
表面の肌質もキメが細かくスゴク高級な感じがして美しい・・・
『snow peak 和鉄ダッチオーブン26』 スペック | |
サイズ | リッド:W31.6×D26.8×H5.6cm、スキレット:W31.6×D26.8×H5.8cm、ポット:φ26.8×H12.0cm(ツル含まず) |
容量 | スキレット:2.6L、ポット:5.4L |
総重量 | 7.6kg |
素材 | ダクタイル鋳鉄(耐熱シリコン塗装) |
スノーピークのダッチオーブンは高級感漂う美しいダッチオーブン!!ですが・・・やっぱり値段が高い!!
耐熱シリコン塗装が経年変化した場合にどうなるのか?がちょっと疑問です。(ブラックポットを作り出すって感じではない!?)
UNIFLAME(ユニフレーム) ダッチオーブンスーパーディープ 10インチ
UNIFLAME(ユニフレーム)のダッチオーブンには『黒皮鉄板』が使われています。
黒皮鉄板とは1,200℃の高温で一枚板の鉄板を圧延する過程で鉄の表面に酸化被膜が出来る事
この黒皮が出来ることで赤サビが出にくくなります。普通のダッチオーブンほど手入れに気を使わなくても良い所はズボラな僕にはかなり魅力的!!
また普通のダッチオーブンは洗剤や金たわしでの洗浄がNGですが、黒皮鉄板は通常の塗装などと違い、金属を覆う酸化被膜なので洗剤や金たわしなどでダッチオーブンを洗う事も出来ます。
『UNIFLAME ダッチオーブンスーパーディープ 10インチ』 スペック | |
サイズ | φ26×H11cm(ツル含まず)、10インチ |
満水容量 | 5.0L |
総重量 | 5.8kg |
素材 | 黒皮鉄板 |
『黒皮鉄板』は鉄なので、伝熱性も高く蓄熱性も高い!!
従来の鋳鉄製のダッチオーブンの手間が面倒なひとにはおすすめのダッチオーブンです。
玄人感漂うキャンパーが使うブラックポットの鋳鉄の独特な肌質がないので、経年変化を楽しみたいキャンパーにはちょっと寂しいアイテムともいえるかも・・・
ユニフレーム UNIFLAME ダッチオーブン10インチスーパーディープ 660973
SOTO(ソト) ステンレスダッチオーブン 10インチ
SOTO(ソト)のステンレスダッチオーブンの最大の特徴はずばり『ステンレス』であること!!
ステンレスで出来たダッチオーブンの特徴は
- サビに強い
- 衝撃につよい
- シーニング不要
など・・・、ダッチオーブンの難点を次々と克服していきます・・・
『SOTO ステンレスダッチオーブン 10インチ』 スペック | |
サイズ | W35×D28×H16cm、10インチ |
満水容量 | 5.2L |
総重量 | 5.2kg |
素材 | ステンレス |
サビ・衝撃にも強い『SOTO ステンレスダッチオーブン』ですが、ステンレスは熱伝導率が低い!!
調理をするのに鉄製のダッチオーブンよりも温まりにくいので、燃料も多く必要になり、調理時間も長くなるようです。
まとめ ~ブラックポットは玄人キャンパーの証?!~
玄人感漂うキャンプサイトには、黒光りしたブラックポットが置いてある!!
でも鋳物製のダッチオーブンは手入れが大変なのは事実・・・
黒光りしたブラックポットを目指すのか?それとも実用面を考えるのか・・・難しい所!!
焼く・炒める・煮る・蒸す・揚げるのすべての料理に使えるダッチオーブンがあれば、アウトドアでの料理の幅が広がります。
キャンプで大活躍のダッチオーブンで本格料理を楽しみませんか?!
キャンパーお馴染みの『村の鍛冶屋』から生まれたアウトドアブランド『TSBBQ』から新素材のダッチオーブンが登場!!
軽量でお手入れ簡単!!死角ナシのダッチオーブンはこちら!!